Happy Birthday "Paul"

今日6月18日は、ポール・マッカートニーの誕生日。

かつて”When I’m Sixty-four ♬”と唄ったポールも、64歳をとっくに過ぎて今年で70歳だそうです。

”When I’m Sixty-four ”は、当時25歳だったポールが「まだまだ先の話しだけど・・・僕が64歳のおじいさんになっても、今と変わらず僕を愛してくれるかい？」と唄う、ちょっとユーモラスなラブソング。曲の中間部以外はポールが15歳の頃に書いたというから恐ろしい。その天性のメロディーセンスは、やはり天才という事なんでしょう。

でも僕が好きなのはレコーディングの際に書き足されたマイナーコードに移る中間部。ほのぼのとした曲調に適度なテンションとなっており、バックにはジョンとジョージのコーラスがしっかりと効いている。このあたりにビートルズマジックを感じるのです。

たぶんリンダの事を想って唄った曲なんでしょうが、リンダ（’98年に死別）とは64歳まで一緒にいられなかったポール。今は３人目の奥さんとお幸せなんだと思いますが、人生・・・先の事は分からないものです。

70歳のポールは、ますます精力的で、7月にはロンドンオリンピック開会式でトリを勤めるらしい。大好きなミュージシャン達が続々と逝ってしまう近頃。ポールにはいつまでも元気で頑張って欲しいです。

”When I’m Sixty-four “が収録された名盤『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (1967）』

絵本の様に美しいアルバム。（買ったときからレコード帯が固くて取れないのです・・・引っ張ると破れそうでできません）