2018年9月1日
四日市市民大学講座
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以前にご紹介した「四日市市民大学講座」の第1回目が、本日無事終了いたしました。
今日のテーマは、「時間・空間で観る四日市の魅力」ということで四日市の魅力再発見的なもので、
四日市大学名誉教授:豊島先生が音響設計を施したロンドンと四日市の施設というのが話のメインにあって、四日市プラネタリウムとホーリーハウスがゲストに呼ばれたという流れで行われました。
まずは僕が、豊島さんにホーリーハウスを依頼することになった経緯や現在のホーリーハウスの様子など諸々の話しをさせていただきました。
オリンピックスタジオでのU2のレコーディング記事が豊島さんを知るきっかけになった事、さらに調べて行くうちにアビーロードスタジオやタウンハウススタジオなど、ロンドンの著名なレコーディングスタジオのほとんどが豊島さんの音響設計によるものであると知り、またリンゴスター、スティング、エンヤのプライベートスタジオも施工しており、さらに四日市大学のスタジオも施工し、同校の教授もされていることを知った時は衝撃でした。
当時「どこにもない自分の理想のスタジオを創りたい」と、いろんな業者さんと来る日も来る日も話をしても、自分のイメージを理解してくれる人が全然おらず、スタジオへの道が頓挫しかかっていた頃でしたが、「これだ!この人しかいない!」と思い、豊島さんにメールで自分の想いをぶつけ、豊島さんがそれに応じてくれたことで実現に向かって動き出したのでした。
そんな事を話ししているうちに熱くなってしまって自分の持ち時間を大幅にオーバーしてしまい、メインの豊島さんのお話が大幅にカットされてしまうという恐ろしい事態となってしまいました。。(汗)
お越しいただいた皆様には大変申し訳ない事をいたしました。
↑四日市大学スタジオのコントロールルーム。憧れの名器SSL4048G+
しかし今回、豊島さんのとてつもなく大きな功績、途方もなく素晴らしいスタジオの数々、四日市大学スタジオの素晴らしき音、良い音へのこだわりの大切さを再認識。
凄すぎて言葉になりませんが、こんな方と関わることができている幸せ、もっともっと自分に磨きをかけていかねばという刺激をいただき、
豊島さんに創っていただいたホーリーハウスを基地にして、音楽の発信や普及に更に努めていきたいと想いを新たにいたしました。
↑コントロールルーム内での打ち合わせ風景。写真は豊島さん。