2011年3月4日
EAGLES "TOUR 2011"
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昨夜ナゴヤドーム行って来ました!
勿論EAGLESです。
驚きの3時間LIVE!
途中20分休憩があったものの、終演は22時を回っており心地良い疲労感と共に満足のコンサートでした。1995年、2004年、2011年、3度行ったコンサートの中でも一番パワフルだったのではないか?と思えるほど濃厚なLIVE でした。
1982年解散の際『地獄が凍り付いても(HELL FREEZES OVER)再結成はあり得ない』と言ったドン・フェルダーの言葉を引用した再結成アルバム「HELL FREEZES OVER」を1994年にリリース、そしてワールドツアーに。その辺の皮肉めいたところが、らしいですよね。
1995年の東京ドームコンサートでのオープニングは「ホテル・カリフォルニア」。アルペジオが始まった時には、鳥肌が立つ程に感動した記憶が。この曲は最初か最後しかありえないだろう、とそのコンサートでは思いました。
そして2004年はナゴヤドームで。「FAREWELL-1 TOUR」と題された、またも解散を皮肉ったネーミング。
そして2011年、今回は「TOUR2011」という何ともシンプルなネーミング。
「ホテル・カリフォルニア」はどう来るのか?と思いつつ・・・黄昏色の照明の中、前回同様LES LOVITTのトランペットから始まるアレンジ。前回のツアーからドン・フェルダーの抜けたイーグルス。
ギターはツアーメンバーのSTEUART SMITHでしたが正直微妙な心境。特にホテカリのあのギターは完璧に構築された芸術的フレーズだけに、やはりドン・フェルダーとジョー・ウォルシュの掛け合い以外では再現出来ない・・・と、再確認しました。勿論STEUART SMITHは素晴らしいギターリストだとは思いますが、ホテカリに関しては譲れない気持ちですね。
ジョー・ウォルシュのギターはとにかく最後までずっとエネルギッシュで、ギターが好きなんだ!って伝わって来ました。ドン・ヘンリーの生真面目な完璧主義の緊張感と、ジョー・ウォルシュの緊張の中の緩和的役割なお茶目さ。ジョーってやっぱり人気あるんだな〜。ドンのドラムは重くて正確。グレン・フライはいい意味で一番肩の力が抜けているような、ティモシーは相変わらず線が細く、甘い切ない歌声は健在でした。
後半は28年ぶりのニューアルバム「Long Road Out Of Eden」からのナンバーを交えながら、かなりハードに、終る気配を感じないまま続き・・・アンコールは「Take It Easy」、そしてラストナンバーは”すべてはこの曲の為の序曲だったのか?”と思わせる程の「Desperado」。
ドン・ヘンリーがスタンディングで、切ないハスキーヴォイスで「どうだい!素晴らしいだろう!」と言わんばかりに歌い上げました。
最高!
とにかく全員が前を向いている感じが伝わり、色んな意味で勇気をもらった一夜でした。
今日もまだ余韻に浸っています。