2011年4月9日
上原ひろみ「VOICE」
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先日カフェのお客様に「上原ひろみのVOICE凄くいいよ・・」って教えて頂いて、試聴してみたら良さげだったので早速注文。
「上原ひとみ」って、ちゃんと聴いた事なかったけど、 ハイタッチの天才ピアニストってイメージでした。
ハイタッチで素晴らしい事も間違いなく、エネルギッシュで予想以上に美しく、繊細でクール。
しかもこのアルバム「ザ・トリオ・プロジェクト」として、TOTOのドラマー、サイモン・フィリップス、ベーシストのアンソニー・ジャクソンらとの素晴らしい構成なのです。
ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第8番 悲愴 第2楽章」は、クールなアレンジで、本人の解説では「音楽は全てを浄化し、ポジティブにする。悲愴感も、憂いも、悲しみも。」と記してありました。
ベートーヴェンの悲愴は、私の中ではとてつもない悲愴感に包まれる雰囲気で、旋律の美しさ、透明な空気感・・・限りなく透明に近いブルー(どこかで聞いたようなフレーズ?)になって行くイメ−ジだったのが、彼女の演奏する悲愴は、限りなく明るいブルーになって行く、浄化して行く前向きなブルーを感じました。
「VOICE」いずれの楽曲も素晴らしいアルバムです。
今日は飽きずに1日中聴きました♪