2013年3月23日
スタジオ新機材導入&音響クォリティーのグレードUP☆
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3月より各スタジオに新機材の導入と音響セッティングを行い、更に音響のクォリティーがグレードアップしていますのでご紹介します。
■B-studio
1.ベースアンプ・ヘッド1台追加
《Aguilar AG500SC》
*出力:500W 4Ω / *パワー部:CLASS”D”MOSFET / *プリ部:CLASS”A” All FET
プリ部はフルディスクリートFET回路を採用したクラスAアンプ、パワー部はデジタル技術を採用したMOS-FET回路という構成。基本的にソリッドテスートですが、プリはアナログでパワー部はデジタルで増幅しているハイブリッドなアンプです。サウンドは素直で音のつぶ立ちが良くて非常にクリア!それでいてコシのあるパンチの効いたサウンドで、歯切れの良いハイスピードのレスポンスを備えています。EQ部はシンプルな4バンド構成でスラップからROCK的ストレートなサウンドまで幅広いサウンド・メイクが可能です。ホントに良い音します!
B-stにはAMPEG SVT Ⅱ PRO、ORANGE AD200Bという個性の異なるヘビー級のチューブアンプを2台揃えていますが、今回ソリッドアンプを追加した事で、より各プレイヤーの好みに合ったチョイスが可能となります。ぜひお試しください!なお今後は、より幅広いサウンドメイクが可能なAguilar AG500SCを標準アンプとしてセットいたします。AMPEG SVT Ⅱ PRO、ORANGE AD200Bは無料オプションとなりますので、ご使用を希望されるプレイヤーはお申し出ください。
2.Mixer卓にグラフィックEQを追加
B-stのメインモニターにはEVのELIMINATOR Ⅱを置いていますが、重量級のためスタジオで鳴らすには少しLowが重たい感がありましたので、EQでLowをスッキリ調整しました。結果、音抜けが今まで以上に良くなり、よりクリアなモニタリングが可能となりました。最高に気持良く音が抜けてくれます!
■C-studio
1.Mixer卓にPower Ampを追加
2.Mixer卓にグラフィックEQを追加
3.レイアウトチェンジ
モニター用にPower Ampを追加してS/Nを向上させ、モニターの出音をEQで調整しました。また大音量時にもハウリングが起き難いようモニターからの距離を稼ぐ為にレイアウトを変えました。こちらもヴォーカルなどのモニター音がよりクリアになり、結果的に部屋のスペース効率が上がった事で今まで以上に広いスペースをご利用頂けるようになりました。
■D-studio
1.ギターアンプ1台新規導入
《ROLAND JC-120》*出力:120W
ライブハウスやスタジオではMarshallと並んで定番中の定番のROLAND JC-120。定番過ぎるために敢えて今まで置いてませんでしたが、やはりJC愛好者が多く……ご要望にお応えするカタチで今回導入しました。JCサウンドの最大の魅力はやはりクリーントーンでしょう。クリーンなだけにエフェクターで音づくりをするプレイヤーにとっては最高のアンプと言えるかもしれません。またソリッドアンプの特徴としてどの個体で鳴らしても同じ音が出しやすいという利点もありますので、ライブハウスの機材を想定したLIVE本番の音づくりなどにも威力を発揮するかと思います。JC-120の導入により、今までD-stの常設アンプとしていたFENDER-TwinをB-stに移設しました(B-stはG-ampが3台となります)。なお、JC-120はご希望により各スタジオに移設も可能ですのでご希望の際はご予約時にお申し付けください。
2.Mixer卓にグラフィックEQを追加
3.レイアウトチェンジ
D-stもモニター出音のEQ調整とレイアウト変更による大音量時のハウリング対策を行いました。
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各スタジオとも更なる音響のクォリティーUPのため日々試行錯誤してますが、これで現時点での最高のセッティングとなっています。
みなさんぜひご体感いただき、感想などお聞かせ頂ければ幸いです!