2016年9月15日
今週末は 四日市JAZZフェスティバル!
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いよいよ今週末は四日市JAZZフェスティバル!
今年は5回目の開催となり例年にも増して見どころタップリ、中身の濃い音楽フェスとなっています。
僕は今年も実行委員会メンバーとして、バンド出演に関する諸々の領域を中心に運営に携わっていて、Holyhouseとしては各会場の音響管理全般を担当しています。
ここでは四日市JAZZフェスとはどんなイベントなのか、また5回目となる今回の見どころは?というところを自分なりの切り口でお伝えしていきます。
そもそも四日市JAZZフェスとは・・・
2012年に四日市市文化会館が開館30周年を迎えるにあたり様々な催しが企画されたようですが、その中の一つとして計画された音楽イベントです。文化会館と交流のある音楽関係者が集まり、どんなイベントをやるのか喧々諤々の試行錯誤の末に「街中で市民参加型のJAZZフェスをやろう」というところに落ち着いたのでした。僕はその議論の途中から実行委員会に加わったのですが、その時点では「サルビア音楽祭」というイベント名だけが決まっていて中身は白紙に近い状態でした。「サルビア」というのは昭和47年に市民に対して行ったアンケートによって選定された「四日市の花」なんだそうです。ほとんどの市民は知らないと思いますが・・笑。
いろんな意見が出ました。「なんでサルビアなんだ」「じゃあなんでJAZZなんだ」とか。他にもいろんなネーミング案が出ましたが、最終的にはサルビア音楽祭かJAZZフェスか、多数決の結果「四日市JAZZフェスティバル」という名称に決まりました。
JAZZフェスとは言っても、特定のジャンルにとらわれずに様々なジャンルの音楽を取り込んだイベントにしようというコンセプトだけは最初から貫かれていました。 JAZZは街中に溶け込みやすい音楽ですし、その語源には「ごちゃ混ぜ」という意味が含まれているように非常に裾野の広い音楽なので、「JAZZに限らず様々な音楽を対象とした、市民参加型の音楽フェスを街中でやる」そして「音楽で四日市を盛り上げる」「四日市にもっと音楽文化を普及させる」という理想を描くようになったのでした。
今つくづく思うのは、「サルビア音楽祭」にならなくて良かった、ということです。(笑)
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さて、第5回目となる今年の日程は、9月17日(土)、18日(日)の2日間。
17日(土)の11:00〜イベントがスタートします。もう明後日になりました!
17日は、メイン会場となる市民公園のみでの開催です。(四日市の方にはおなじみのアピタと都ホテルの前の噴水のある公園ですね)
オープニングを飾るのは『College Big Band Reunion』。
1982年に愛知県内大学生の選抜メンバー結成された「ナゴヤCBジャズ・オーケストラ」が、リーダーの大津氏の呼びかけにより当時のメンバーが26年ぶりに再会し、再結成された「通称オーツビッグバンド」。当時の大学選抜メンバーに加えて今回は巨匠ドナルドギブソン/tb、後藤隼人/saxを迎え、さらにクオリティー高く、オープニングにふさわしいバンドです。ちなみに大津氏とは同じ大学ということもあり応援してるので、ぜひみなさんにも見に行って頂きたいです!(↓こんなふざけたキャラですがサウンドは本格派、真剣そのものです!)
それからもう一つ、今回の目玉は土曜日のトリを務めるクリヤ・マコトプロデュースによる「Y.J.F 5th Anniversary Super Jazz」です。
クリヤ・マコト/p、Geila Zilkha(ギラ・ジルカ)/vo、SHANTI(シャンティー)/vo、太田剣/sax、大坂昌彦/ds、早川哲也/bという素晴らしいメンバー。これだけのメンバーが地方都市の無料イベントに出演するということは、まあほとんど考えられないんじゃないかと思います。まさに夢のセッションが実現しました。
みなさん、これは絶対に必見です!
↑写真データは四日市JAZZフェスHPより引用。
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このところ梅雨のような天候が続き、週末の予報もあまり良くないのですが、なんとか降らずに持ってくれ!と祈るばかりですが、みなさんも是非会場に足を運んで素晴らしい熱のこもった演奏を間近で見ていただきたいと思います。
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明日は18日(日)の見どころをご紹介します!
18日は、メイン会場の他にも街中会場、ライブハウスなど全19会場で一般公募のバンドも出演して行われます。
Holyhouseもメイン会場フードコートにCafeを出展します。
生ビール、ワインやおつまみなど、やってます。
お楽しみに!
※Holyhouseのお店は、土曜日は通常営業、日曜日はクローズしてメイン会場に出展します。