2011年6月15日
ロン・カーター/ザ・ゴールデン・ストライカー・トリオ
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ブルーノートへ、ロン・カーター トリオのライブに行ってきました。
ロン・カーターは、以前ジム・ホールとのライブ行った以来。
今回はラッセル・マーロン(g)マルグリュー・ミラー(p)のドラムレストリオ。
それぞれ繊細な素晴らしい演奏でした。ロン・カーターは派手なベースソロって感じの演奏ではないけれど、存在感はあり、低い静かな低音が心に響いてくる感じ。ラッセル・マーロンの丁寧で上品なギター、マルグリュー・ミラーの天に向かってゆくようなピアノ。いずれも静かに聴いていないと逃してしまいそうな音色さえある繊細さ。上質なジャズトリオの演奏でした。
始まった途端すっと空気が変わり、本物の音を生で聴ける心地良さになんともいえない心持ちになりました。
が、しかし本音は少し物足りなかったかな。久しぶりのブルーノートってことで、期待大になり過ぎてたかも。比べるのも変ですが、ジム・ホールとの時のがもっと熱い感じがしたし、演奏後もサイン会などあって一言二言お話しできたり・・・今回はとてもあっさり、しかもアンコールなし?と、一瞬思うような空気もあり(アンコールありましたが)、満足度はもうひとつでした。
まあ、ライブ行けたことに喜びを感じているので、よい日を過ごせました。そして、相変わらずお洒落で紳士なロン・カーターにうっとりしたことには間違いありません。